地域貢献

展示会での子供向けイベント

因幡電機産業が協催しているジャンボびっくり見本市は、新たな技術との出会いの場、ビジネスシーンが広がる場として関係者から高く評価されていますが、それにとどまらず家族連れにとっても楽しめる場となっています。最近では消防車の展示も行い、子供たちの好奇心の育成や防災意識の向上につなげる取り組みを行っています。
また展示会の会場に子供が遊ぶスペースを併設したり、ご当地キャラクターを呼んで子供向けに抽選会を開催したりすることで、休日には多くの家族連れがにぎわう展示会となっています。

ジャンボびっくり見本市来場者数
大阪 20,083人 / 東京 13,862人

(2023年度)

展示会での家族連れの様子

次世代育成支援

「こころの劇場」への協賛

因幡電機産業は、2022年より社会貢献活動の一環として、一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季が主催する「こころの劇場」の大阪府公演に協賛しています。
「こころの劇場」は、日本全国の子どもたちを無料で劇場に招待し、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じあう喜びなど、人が生きていくうえで大切なことを舞台を通じて語りかけ、演劇の感動を届けるプロジェクトです。全国約140都市で400公演を実施し、50万人を招待しています。
2023年度は、大阪府内で約3万3千人の子どもたちを招待し、ファミリーミュージカル『ジョン万次郎の夢』を上演。日本人ではじめてアメリカに渡ったといわれている中浜万次郎の半生を描いた作品で、困難を乗り越えていく万次郎のロマンあふれる物語を描いています。
因幡電機産業は、今後も「こころの劇場」を通じて、未来を担う子どもたちに人が生きていくうえで大切なことを届ける活動を支援していきます。

工場見学、工場作業体験

自社工場を持つ因幡電機産業では、高校生を対象に工場見学や工場作業体験を開催しています。技術者を目指す工業高校の生徒が実際の現場を体感することで有益な経験を得られるよう、積極的に取り組んでいます。
2022年8月には地元の高校生が各工場を訪れ、エアコン配管部材である被覆銅管製品の製造補助作業を体験しました。
その他にも小学生や保護者に対して、工場見学を実施するなど、ものづくりについて学んでいただく機会を提供しています。

被災地等支援

「関西・新型コロナウイルス医療体制支援基金」への寄付

新型コロナウイルスの感染拡大は、多方面に甚大な影響を与えています。とりわけ医療体制の強化は、長期化や再流行が懸念される感染症への対策として急務であると同時に、社会活動・経済活動を両立するためにも欠かせません。
因幡電機産業は、関西経済連合会が設置する「関西・新型コロナウイルス医療体制支援基金」に、1,000万円の寄付を行いました。当基金を通じ、感染状況の把握、重症患者への対応体制整備等、医療体制強化に取り組むための費用の一部に充てていただくため、関西の自治体へ支援させていただきます。

ウクライナにおける人道支援のための寄付

因幡電機産業は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の被害に遭われた方々への人道支援のため、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に 500 万円の寄附を実施しました。寄付金は、故郷から避難を余儀なくされているウクライナの人々を保護し、安全を守る援助活動に充てられます。

産学連携

関西学院大学と共同で "光らせ方" を研究

報知において重要なことは、"確実に気付いてもらう"ことです。パトライトでは、「どのように光らせると人間工学的に一番目に入るか」に非常にこだわっています。例えば、消防車との出会いがしらの事故を防ぐため接近したときだけ強調して光らせる、右に曲がるときは右だけを光らせる、あるいは夜間は近隣の方にとって明るすぎないようにナイトモードで光らせる等、光と報知について常に研究し、大学とも連携してより良い報知を目指しています。

研究の様子

プラスチック材料の研究

因幡電機産業は京都工芸繊維大学と共同で、プラスチックの劣化メカニズムの解明及び評価方法に関する研究を行いました。この研究により、劣化促進試験と屋外実暴露との相関関係を明らかにし、劣化対策を確立することができました。その材料はエアコンの配管や配管化粧カバー等、様々な製品に実用化されています。

検証の様子

大阪イノベーションハブの会員となり新たなビジネスを模索

大阪イノベーションハブは2013年に大阪市が開設したイノベーション創出支援業務を実施する組織です。国内外から人材・情報・資金をひきつけ、イノベーションが継続的に生み出される環境の構築を推進しています。因幡電機産業は社内にとどまらず、産学の様々な方々と交流することで、お客様や社会への新たな貢献の仕方を常に模索しています。