地域貢献

スポーツ振興

因幡電機産業は、様々なスポーツチームや大会のスポンサー活動を通じて、地域社会とのつながりを深めています。
スポーツには、世代や立場を超えて人々をつなぎ、健康の増進やコミュニケーションの活性化をもたらす力があります。こうしたスポーツの持つ可能性を活かし、地域の子どもたちの健やかな成長や住民の皆様の交流促進、さらにはスポーツツーリズムによる地域経済の活性化にも貢献しています。
今後も、地域と企業がともに歩み持続的に発展する未来を見据え、スポーツ振興を通じた地域貢献に積極的に取り組んでまいります。

スポンサー実績

  • セレッソ大阪
  • 胎内DEERS
  • 東芝ブレイブルーパス東京
  • 第89回関西オープンゴルフ選手権
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 体操 JAPAN OPEN 2024
  • 川崎ブレイブサンダース
  • 福岡国際マラソン

(2024年度)

企業版ふるさと納税の実施

当社は、このたび企業版ふるさと納税を活用し、大阪府東大阪市と奈良県御所市へ、それぞれ500万円、総額1,000万円を寄付いたしました。
今回の寄付は、当社が拠点を構える自治体において、当社のマテリアリティの一つである「安全な社会資本の整備への貢献」に関する事業支援に取り組んでおられるプロジェクトに賛同し、実施いたしました。またパトライトでは、兵庫県三田市の三田市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進事業にも寄付をいたしました。
当社グループは、今後も様々な地域の皆様との取り組みを通して、地域・地方の活性化に繋がる活動を継続するとともに、豊かで快適な社会づくりに貢献してまいります。

次世代育成支援

「こころの劇場」への協賛

因幡電機産業は、2022年より社会貢献活動の一環として、一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季が主催する児童招待公演「こころの劇場」の大阪府公演に協賛しています。
「こころの劇場」は、日本全国の子どもたちを無料で劇場に招待し、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じあう喜びなど、人が生きていくうえで大切なことを舞台を通じて語りかけ、演劇の感動を届けるプロジェクトです。全国約140都市で400公演を実施し、50万人を招待しています。
2024年度は、大阪府内で約3万3,400人の子どもたちを招待し、劇団四季ファミリーミュージカル『ガンバの大冒険』を上演。町ネズミのガンバが、恐ろしいイタチの襲撃から島ネズミを救い出すために、個性豊かな仲間たちとともに冒険の旅に出る物語で、冒険を通して「勇敢な心」や「仲間の大切さ」、「生命の尊さ」が描かれています。 子どもたちは、物語の展開に目を輝かせ、真剣なまなざしで観劇していました。
因幡電機産業は、今後も「こころの劇場」を通じて、未来を担う子どもたちに人が生きていくうえで大切なことを届ける活動を支援していきます。

工場見学、工場作業体験

自社工場を持つ因幡電機産業では、高校生を対象に工場見学や工場作業体験を開催しています。技術者を目指す工業高校の生徒が実際の現場を体感することで有益な経験を得られるよう、積極的に取り組んでいます。2022年8月には地元の高校生が各工場を訪れ、エアコン配管部材である被覆銅管製品の製造補助作業を体験しました。
その他にも、2024年12月にはパトライトの三田工場で、京都芸術大学プロダクトデザイン学科の学生と教員の方々に、工場見学会を実施しました。

被災地等支援

「関西・新型コロナウイルス医療体制支援基金」への寄付

新型コロナウイルスの感染拡大は、多方面に甚大な影響を与えています。とりわけ医療体制の強化は、長期化や再流行が懸念される感染症への対策として急務であると同時に、社会活動・経済活動を両立するためにも欠かせません。
因幡電機産業は、関西経済連合会が設置する「関西・新型コロナウイルス医療体制支援基金」に、1,000万円の寄付を行いました。当基金を通じ、感染状況の把握、重症患者への対応体制整備等、医療体制強化に取り組むための費用の一部に充てていただくため、関西の自治体へ支援させていただきます。

ウクライナにおける人道支援のための寄付

因幡電機産業は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の被害に遭われた方々への人道支援のため、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に 500 万円の寄附を実施しました。寄付金は、故郷から避難を余儀なくされているウクライナの人々を保護し、安全を守る援助活動に充てられます。

産学連携

イノベーションセンターの新設

因幡電機産業は、技術商社としての更なる価値創造を目指し、東大阪市に研究開発施設「イノベーションセンター」を建設することを決定しました。(2027年夏頃竣工予定)研究開発スペースの拡張により、事業拡大に伴う人員増加や新分野の研究に向けた設備の導入を可能とするほか、研究開発から検証、生産体制の構築まで一気通貫で実施できる環境を整備することで、製品開発のスピードアップを実現します。産学連携研究や社員教育の拠点としても活用し、更なるブランドの強化を目指します。

外観イメージ

関西学院大学と共同で "光らせ方" を研究

報知において重要なことは、"確実に気付いてもらう"ことです。パトライトでは、「どのように光らせると人間工学的に一番目に入るか」に非常にこだわっています。例えば、消防車との出会いがしらの事故を防ぐため接近したときだけ強調して光らせる、右に曲がるときは右だけを光らせる、あるいは夜間は近隣の方にとって明るすぎないようにナイトモードで光らせる等、光と報知について常に研究し、大学とも連携してより良い報知を目指しています。

研究の様子

プラスチック材料の研究

因幡電機産業は京都工芸繊維大学と共同で、プラスチックの劣化メカニズムの解明及び評価方法に関する研究を行いました。この研究により、劣化促進試験と屋外実暴露との相関関係を明らかにし、劣化対策を確立することができました。その材料はエアコンの配管や配管化粧カバー等、様々な製品に実用化されています。

検証の様子

大阪イノベーションハブの会員となり新たなビジネスを模索

大阪イノベーションハブは2013年に大阪市が開設したイノベーション創出支援業務を実施する組織です。国内外から人材・情報・資金をひきつけ、イノベーションが継続的に生み出される環境の構築を推進しています。因幡電機産業は社内にとどまらず、産学の様々な方々と交流することで、お客様や社会への新たな貢献の仕方を常に模索しています。