I/Oキャッチャー SE-CS001A

I/O信号線へのクランプで、ON/OFF状態を検知し出力!
装置のI/O信号を直流微弱電流センサで横取り。

特長

信号線をクランプするだけで、制御信号(直流微弱)のON/OFFを横取りできます

既設装置のハードウェア配線やソフトウェア変更の手間をかけずに、簡単にI/O信号を取り出せます。

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微弱な「直流電流」を検知できます

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ターン数で検出電流を調整

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小型で軽量。配電盤内でも取付可能

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導入事例① 制御盤から信号取り出し

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導入事例② 製造ラインの監視

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仕様

名称 I/Oキャッチャー 
型名 SE-CS001A
一般仕様 電源電圧 DC12~DC24 V ±10%
消費電力 120 mW(電源電圧=12 V)、240 mW(電源電圧=24 V)
動作温度 / 湿度範囲 0℃~60℃ / 85%RH以下(結露なきこと)
保存温度 / 湿度範囲 -20℃~70℃ / 85%RH以下(結露なきこと)
センサ部仕様 検知可能ON時最大電流 500 mA(周囲温度25℃未満)、300 mA(周囲温度25℃以上)
検出しきい値 10 mA ±5 mA(地磁気および周囲温度の影響を含む)
ヒステリシス 1 mA(Typ.)
対象検知電線径 φ5.0 mm(Max)〈1ターン時〉
φ2.7 mm(Max)〈2ターン時〉
対象検知電線仕様 単電線(+,-両方同時クランプは、検知できません)
制御出力 Nchオープンドレイン出力(NPNオープンコレクタ出力同等)
負荷電圧30 V以下、負荷電流100 mA以下
残留電圧 0.1 V以下(負荷電流10 mA未満の場合)
1.0 V以下(負荷電流10~100 mAの場合)
応答性 ON/OFF出力ともに200 ms以下
制御出力線過電流保護 PTC方式
復帰時間:過電流検知から正常電流値復帰後、25℃で1分
(温度により最大約10分)
引き出しケーブル仕様 φ4 3C(0.2 mm^2 × 3本) 2 m
サイズ・質量等 筐体寸法  約61×17.4×22.6 mm(本体のみ、突起含まず)
質量 約60 g(配線部含む)
主な筐体素材 筐体:66ナイロン
その他 輸出令判定 非該当

該非判定見解書はダウンロードをご確認ください。

I/Oキャッチャーに関するお問い合わせ

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正しくお使いいただくための重要な情報

本機は、改造が困難な生産現場の装置などのI/O信号をクランプすることにより、手軽に、そのI/O信号のON/OFF状態を検知してNchオープンドレインで出力することができるセンサです。
その検知においては、I/O信号による微弱な磁界の変化を計測しています。
そのため、本機の周囲の環境(磁界、磁化しやすい金属など)は、検出しきい値に影響を及ぼします。
本機は、生産現場のIoT化等を手軽に実現することを目的としています。この出力を機械などにおける重要な制御に使用することは推奨しません。また、安全目的やその他信頼性を求めるシステムには使用できません。
必ず事前に充分な動作確認を行い、正しく検知できることをご確認のうえ、ご使用ください。

おことわり

本機は国内仕様です。日本国外でご使用された場合は、当社ではいかなる責任も負いかねます。また、日本国外での使用に対する現地の法令、規則等については、弊社ではお答えすることができません。
本機を使用したことにより生じた、人体、設備、財産等の直接的・間接的を問わずいかなる結果に対して、弊社は一切の 責任を負わないものとします。
仕様の一部は改善のため予告なく修正・変更することがあります。あらかじめご了承ください。