リサイクル資源の活用

多目的支持台リサイクロックシリーズは、外装にはリサイクル樹脂(PP、PE)、内装にはエココンクリート(製鋼スラグ・高炉スラグ等をリサイクル使用)、底面にはリサイクルゴムを使用した材料全てが環境保全型の製品です。
製鋼スラグ・高炉スラグは、鉄鋼製造工程において副産物として発生するもので鉄以外の残渣成分や灰が溶融してできるものです。道路用の路盤材やアスファルト、コンクリートの骨材として使用されています。リサイクロックの生産拠点・山口県にも多くの鉄鋼メーカーがあり、地産地消型でリサイクル資材を活用しています。
リサイクロックは環境に配慮しているだけではなく、機能面(使用温度範囲、強度等)でも十分な性能を発揮しており、人気を博しています。

地産地消型のリサイクル資材

※製造拠点のある山口県にて認定リサイクル製品登録(プラスチック・ゴム製品分野・認定番号274)を受けています

廃棄物の削減① 主材料の銅管をリサイクル

近年では再利用やリサイクルによって資源を循環利用するだけではなく、同時にその活動が経済的に成立するように資金も循環させる「サーキュラーエコノミー」という考え方が主流になりつつあります。
因幡電機産業の生産現場においても、ゼロエミッションを目指して各工場からの排出物の最少化とリサイクルを推進しており、主材料である銅管においては、リサイクル率100%を達成しております。

生産工場銅管リサイクル率 100%

(2023年3月現在)

廃棄物の削減② 自社製品の開発過程で発生する塩ビをリサイクル

近年、世界的にプラスチック使用に関する規制が強化されておりますが、日本でも2022年4月に「プラスチック資源循環促進法」が施行されました。
当社の自社製品には塩ビを使用したプラスチック製品を数多くラインナップしておりますが、2022年8月より、開発過程で発生する不要な塩ビについて、リサイクルする運用を開始いたしました。

開発過程で発生する不要な塩ビ
リサイクル率 90%

(2022年8月以降)

外部イニシアティブ

TCFD

金融安定理事会(FSB)により設置された「気候関連財務情報開示タスクフォース」の提言に2022年4月に賛同を表明しました。気候変動が事業にもたらすリスクや機会について分析を行い、TCFDの提言に基づいた積極的な開示を行います。

COOLCHOICE

環境省が実施している地球温暖化への国民運動「 COOLCHOICE 」に登録しています。CO2などの温室効果ガスの排出量削減のため、クールビズやエコドライブ等に取り組んで、脱炭素社会づくりに貢献していきます。

OZCAF

SDGsに関する取組みを大阪から具体化し、脱炭素社会を目指すことを目的とした「OSAKAゼロカーボンファウンデーション」に加入しています。

全日本電設資材卸業協同組合連合会

関西経済同友会

関西経済連合会

大阪商工会議所