物流・サービス
仕入先とのコラボレートによる、
よりよい物流サービスの提供
物流・サービスとは、物流システムの立案・構築、運営といった物流全体をコントロールするセクションのことである。一般的に商社は商品取引の仲介を行うことをメイン機能として、物流における配送はメーカーの直送に頼っているケースが多い。このような物流では、メーカーごとの配送となり、「多様化」、「多頻度」、「低価格」、「スピード」といった市場ニーズに柔軟に対応できない。因幡電機産業では、商社でありながら物流機能を持ち併せることで、「あらゆる専業メーカーの商品を一括でお届けする」といった最大の強みを実現した。顧客のニーズが「少量多品種化」、「多頻度化」する昨今、「いかに顧客が求める商品を適正な価格で、注文された数だけ、指定された時間に、確実に配送することができるか」といった追求が今後の物流サービスの大きな課題となっている。当社では、仕入先である専業メーカーと協力しながら、「コスト削減」、「効率化」を推進し、他社と差別化された高付加価値のサービスを提供できる物流システムの構築・運営に努めている。
さらなる顧客満足度の向上を目指して
数多くのメーカーと顧客の間に立ち、数十万点というアイテムを取り扱う当社は、その機能を充実させるべく、東京と大阪に物流センターを誕生させた。必要とされる商品を、必要な時に、必要なだけお届けする「ジャストインタイム」の物流システムの構築を目指し、顧客数の多さや取扱アイテムの多様さといった課題に向き合いながら、日々改善に取り組んでいる。当社では「さらなるIT化」、「入荷・出庫・出荷管理の効率化」を図るため、無線LANシステム、JANコードの導入を進めている。これにより、「物流運営のコスト削減」や「在庫アイテム数の拡張」、「集中購買による商品価格の低減」を図り、さらなる顧客の満足度の向上を目指している。
実際の仕事
物流システム構築の計画の立案
- 情報のデータ化
- 情報の共有化
- 発注作業
仕入先への発注作業
- 過去の出荷実績の振返り
- 市場の動向の情報収集・分析
- 協力会社に対する生産効率向上のための支援活動
在庫管理・出荷調整
- 在庫数・出荷実績数の把握
- 在庫管理システムの構築・改善
- 出荷要請への対応・調整