社長メッセージMessage from President

平素は格別のご厚情を賜り厚くお礼申し上げます。2016年度の決算概況及び次期の見通しについてご報告申し上げます。

当連結会計年度におけるわが国経済は、良好な雇用情勢や昨年末からの企業収益の改善などを背景に緩やかな回復基調で推移したものの、新興国経済の減速や欧米の政治リスクなどにより不透明感が続きました。

当社グループの係わる電設資材業界は、低金利や相続税対策により住宅投資が増加した一方、太陽光発電市場の冷え込みにより関連需要が低迷するなど、停滞感が漂いました。

また、自社製品の係わる空調業界は、西日本における猛暑の影響により2016年度のルームエアコンの国内出荷台数が852万台(前年同期比4.4%増)となり、堅調に推移いたしました。

このような情勢のなか、当社グループは中長期的な経営戦略に沿って重点施策を推進してまいりましたが、銅価格下落の影響を受けたことなどから、連結売上高は2,414億17百万円(前年同期比3.5%減)となりました。

利益面では販管費の増加などにより、連結営業利益は123億81百万円(前年同期比4.4%減)、連結経常利益は125億16百万円(前年同期比3.4%減)となった一方、法人税率の引き下げなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は81億69百万円(前年同期比3.3%増)となりました。

次期の見通しにつきましては、景気の緩やかな回復基調が続くなか、企業における堅調な設備投資計画や昨年末からの銅価格の持ち直しなどを背景に、当社グループを取り巻く事業環境は底堅く推移するものと予想されます。

このような見通しのもと、次期の業績予想につきましては、連結売上高2,550億円(前年同期比5.6%増)、連結営業利益126億円(前年同期比1.8%増)、連結経常利益133億円(前年同期比6.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益85億円(前年同期比4.0%増)を見込んでおります。

株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2017年5月
代表取締役社長 守谷承弘